「生徒が教員用スペースで、先生の隣の席で自習することができる」こんな塾、聞いたことがありますか?僕は聞いたことがありません、成増塾以外には。成増塾の最大の長所はアットホームなところです。アットホームである理由は上で挙げたこと以外にも、塾内では土足ではなくスリッパで移動(夏になると裸足の生徒が何人か出てくる)することなどがありますが、なんといっても少人数制を採用していることでしょう。教室内で一人あたりで使えるスペースが広い(長机一人一つの場合もある)ことや、授業中に「せんせー、今のところよくわかんないんで、もう一回説明してくれませんか?」と遠慮なく言えることは大手の塾では実現できないことでしょう。入試は、受験した大学(東大理I、早稲田理工、慶應理工、慶應経済)全てにかなり余裕を持って合格するという結果でした。このような結果をもたらしてくれた成増塾に心から感謝しています。英語科 門脇 渉 講師 門脇先生の授業を受け始めたころは誰もが思うでしょう、この先生は難しげな文法用語を連発してハイレベルな授業を展開している、と。しかし、そこが彼の最大の長所のひとつであると後にわかります。どんな難解な英文でも「なんとなく」ではなく、現象の名前を共通認識にすることで「あーあれか!」と、たちどころに理解できるのです。門脇先生の長所として他に挙げられるものに『最強のテキスト(文法と英文解釈)』があります(彼は20代の多くの時間をこのテキスト作りに費やしたとおっしゃってます)。目分はこれを完璧に1周したことが、英語が苦手から得意にひっくり返ったターニングポイントでした。テキストがすごいということもあって、僕は英語の受験勉強英単語と英作文集以外は全て門脇先生に依存していました。このテキストをほとんど理解すると「門脇英語脳」になります(このネーミングは割と的を射てると自負している)。英語の試験などで、難解な部分がでてきたとき、彼がその部分を解説する声が聞こえてきたら(解説しているのを即座に思い出したら)、門脇英語脳になった証です。なんだかあやしげな宗教じみていますが、これは決してヤバい状態ではありません。これこそが偏差値急上昇の知らせだといえるでしょう。「受験オタク」の側面があるところも彼の強みといえます。門脇先生は英語以外の科目の事情にも詳しく、「受験本番までどういった勉強の習慣(どの科目をどれだけやるか)が良いですか?」という質問などするには最適でしょう。主要な参考書は科目の壁を超えて全てチェックし、大手予備校などの事情などにもかなり詳しいことから、信頼度が高いことがわかりますね。数学科 押川 定夏央 講師僕は東大に受かるまで数学の問題集というものをほとんどやったことがありません。押川先生の授業とそのプリントを徹底的に復習することで、数学は事足りてしまうからです(数学がもともと苦手な人は基本の確認のため1冊くらいは完成させた方が良いでしょう)。彼は授業において「なぜこの解法がこの問題に対して有効なのか」ということをよく説明します。これが押川数学の要なのではないかと思います。これを常に心がけることで難問に対応できるようになり、さらに解答時間も短縮されます。常に入試問題に対して強気な姿勢でいるのも彼の魅力です。例えば東大や東工大の過去問の中でも難しい方に分類されるようなものを「標準問題」と扱うことがよくあります。生徒らは半分冗談として受け止め、苦笑いが起きることがありますが、難問に対する恐怖心を日常的に取り除くことで試験本番で焦らずに実力を出し切ることができます。物理科 押川 定夏央 講師「俺の初回の授業にくるやつは『力の釣り合い』と『運動方程式』だけわかってればいーよ」彼は自信満々にそう言いました。押川マジックはここから始まります。最初の方は徹底的に教科書レベルの基本理解を簡単な例題演習と並行して行います。徐々に標準レベルの問題も解いていき、1周終わると一気にレベルを上げて東大・東工大などの問題を解かせます。ここで不思議と解けてしまう、というのが押川マジックです。これは憶測ですが、このマジックのタネは「基礎を徹底し諸現象の本質を理解させたこと」ではないかと思います。押川先生はさらに僕の駿台全国模試での物理の偏差値を一年間で43から88(全国26497人中1位)に上げるというマジックも見せてくれました。また、授業中にしばしば話すギャグはなかなか面白いものが多く、疲れた頭に心地よい休息をもたらしてくれます(笑)【結果報告】 おかげさまで今年度の大学入試試験は全勝でした。ありがとうございました!東京大学理科I類 合格 早稲田理工合格/慶應理工合格/慶應経済合格